事例紹介 郵船クルーズ株式会社様

豪華客船『飛鳥II』は郵船クルーズ株式会社が運航する日本籍最大のクルーズ客船です。436の客室に、4つのレストラン＆カフェ、5つのラウンジ＆バー、多彩なエンターテインメント施設や・プール・スポーツジム・大浴場はもちろん、映画館にショーやコンサートが楽しめるホールやラウンジまで備えており、さながら高級ホテルに滞在しているような、快適な船旅を楽しむことができます。
ワンナイトから世界1周まで、魅力的なクルーズが多数取り揃えられており、乗客はニーズに合わせてクルーズを選ぶことができます。

多彩なクルーズを提供する『飛鳥II』には、最大872名の様々なお客様が乗船されます。全てのお客様に快適なクルーズを提供するため、『飛鳥II』に乗船している約470名のクルーには高品質なホスピタリティーが求められます。

『飛鳥II』には多くの外国人クルーが活躍しています。そして、当然ながら彼らにも日本人クルー同様に、お客様への日本語によるホスピタリティー溢れるサービスが求められています。
その実現のためにキャプランでは2003年より外国人クルーへのサービス日本語研修を実施しています。キャプランならではの「おもてなしの心」を込めた語学教育を行うことで、最高の設備で提供される『飛鳥II』の高品質なサービスをサポートしています。

『飛鳥II』のクルーは平均して3カ月から4カ月の期間を連続して乗船します。サービス日本語研修はその航海中に講師が乗船、同行しながら実施します。

クラスは「フード＆ビバレッジ」「ハウスキーピング」「営繕」などの職種によって分かれており、クルーの業務シフトの合間を縫って船内のバックヤードや営業時間外のレストランで実施します。
各レッスンはサービス日本語とサービスマインドを同時に学ぶことができる、日本航空外国人客室乗務員の日本語教育を担ってきたキャプランならではのカリキュラムで構成されており、教材はそれぞれの業務に必要な言語を調査した上で作成したオリジナルのものを利用しています。
また、クルー1人1人のサービス日本語能力を測るテストも定期的に実施しています。

クルーにとっては業務の合間の学習であり、時には大きく揺れる船内での厳しい状況下のレッスンとなることもありますが、お客様の笑顔に直結する日本語を学べることへの満足度も高く、皆さん常に大変熱心に学習しています。
また、郵船クルーズ株式会社様からも研修の効果を評価いただいており、2003年より継続してご依頼いただいています。