おもてなしスキルスタンダード認定講座 受講者の声[寺田明日香さん]

東京五輪出場を目指すママさんアスリート
寺田明日香さんが「おもてなしスキルスタンダード認定講座」を受講

2019年9月に日本記録をマークし、2020年の東京五輪出場を目指している陸上女子100mハードル寺田明日香さんが、「おもてなしスキルスタンダード認定講座」を受講されました。受講を決めたきっかけや、アスリートそして社会人としての思いについてお話を伺いました。


オリンピックに向けて“日本のおもてなし”である礼儀や作法を学んでおきたかった

-「おもてなしスキルスタンダード認定講座」を受講したきっかけについてお聞かせください。

今年控えている東京2020オリンピック・パラリンピックでは、各国からたくさんの外国人が日本を訪れることになります。日本人として知っておくべき礼儀や作法について学んでおきたいと考え、キャプランが行っている「おもてなしスキルスタンダード認定講座」の受講を決めました。また、アスリートという職業的に、社会とのタイムラグを感じることが多いため、このような研修を通じて社会人としての見識を持っておくことが大事だと感じたからです。

-研修で印象的だったこと、過去に学んだマナーとの違いや気付きはどのようなものだったのでしょうか?

受講風景

以前オフィス業務をしていた頃に、電話でのクレーム対応をする機会がありました。そこで初めて、顔が見えない相手に伝える難しさや、言い回しなど気を付けるべき点がたくさんあることに気付きました。知らず知らずのうちに二重敬語になってしまっていることにも気付かされました。

専門学校に通っていた時に、座学形式のセミナーは2回ほど受けたことがありましたが、見ただけ・聞いただけでは、実践できるほど身に付かないので、今回キャプランで受けたようなワーク型のセミナーはとても新鮮でした!

また、教えていただく講師の方の所作の美しさやユーモアあふれるトークにも引き込まれました。

選手としておもてなしを受ける側になった場合も、気持ちがより身近に感じられる

-今回の研修を今後どう活かしていきたいかお聞かせください。

東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて、海外の方々が来る場で日本人としてどのような「おもてなし」ができるかを考えていきたいです。試合などで海外に行くたびに、日本のおもてなし精神に改めて感動することが多いのです。バスに乗る時の運転手さんの対応一つとっても、日本人の丁寧さやきめ細やかさを実感させられます。もし私がオリンピックに出場することになったら、選手側になるのでおもてなしを受ける側になるかと思いますが、受ける側にとっても、今回学んだ配慮やおもてなしを知っておくとサポーター側の気持ちがより身近に感じられるのではないかと思いました。

私も選手村などで海外選手と接することも多いため、意識するのはもちろん、ぜひオリンピック・パラリンピックのサポーターの方々には、この「おもてなしスキルスタンダード」を受けていただきたいと思います!

また、オリンピック・パラリンピック以外にもパーティーなどで目上の方やVIPと接することも多いので、キャプランで教えてもらったマナーやおもてなしを実践し、失礼のない対応を心掛けたいと思いました。

 

-今後チャレンジしたいことや学んでみたいことはどのようなことですか?

英語でのインタビュー対応に戸惑うことが多いので、キャプランで学べる機会があったらいいなと思いました。また、実は経営にも興味があり、これまでのチームマネジメントなどを活かして企業でもどんなことができるか、学んでいきたいと考えています。

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経済産業省が策定した『おもてなしを実現するために必要な7つの要素』を、当プログラムを通じてまとめて習得することが可能です。