Organic, Biodynamic, Sustainable or Regenerative?
Which is best for you and planet earth?
オーガニック、バイオダイナミック、サステイナブル、それとも再生可能?
あなたと地球にとって、最適なのは…?
合成肥料、殺虫剤、除草剤は、増え続ける人口に対応するために収穫量を増やし、「近代農業の奇跡」において重要な役割を果たしました。しかし、こうした恩恵は、自然破壊と人間の健康リスクという代償を伴うものでした。オーガニック・ムーヴメントは、こうした害を是正する(あるいは少なくとも最小限に抑える)ための実践的な試みのひとつです。
このセミナーでは、有機ブドウ栽培の導入と、農業からワイン生産のあらゆる側面へと思索を巡らせたのち、日本酒特有の課題を考慮しながら、有機アプローチを日本酒にどのように適応させるのが最善かを比較します。これは批判的な検証になります。有機栽培を検討し、有機栽培の製品を求める理由はたくさんありますが、それぞれに異なる利点とコストを持つ他の選択肢があります。参加者は、ワインや日本酒にどのような選択肢があり、採用されているのかテイスティングも踏まえつつ確認し、オーガニックが地球や個人の健康にとって必ずしもベストではないという意見がある理由を理解します。
講座情報
- 日時
-
2023年 9月29日(金) 19:00~21:00
- 受講料
-
9,350円(税込)
- 定員
-
24名
- ※
-
先着順に承ります
- 講師
-
アントニー・モス MW(Antony Moss)
-
元ワイン・スピリッツ・エデュケーション・トラスト(WSET)ディレクター
2011年にマスター・オブ・ワインの資格を取得した後、日本酒に焦点を当て、WSET
の日本酒レベル1 アワードとレベル3 アワードの研究と開発を主導。また、WSET のスピリッツのレベル3 アワードでは、焼酎、白酒、焼酎の章を研究、執筆した。2014 年、日本酒の世界的な理解と評価への影響が認められ、日本酒造青年協議会 より「酒サムライ」に任命。近年は、持続可能性、グリーン・トランジション、温室効果ガスの報告と削減など、環境・社会・ガバナンス(ESGESG)の側面に特に焦点を当てたビジネス戦略に関心を寄せている。クラシック音楽愛好家でもあり、プロ顔負けのピアノ演奏の腕前の持ち主。 -
- 教室
-
キャプランワインアカデミー
〒107-0062 東京都港区南青山3-1-30 PASONA SQUARE 16階
- お支払い方法
-
クレジットカードまたは銀行振込でお支払いください。
- ※
-
なお一度受領した料金は一切お返しできませんのでご了承ください。
振込み手数料はお客様でご負担くださいますようお願い申し上げます。
振込み口座:
三菱UFJ銀行 東京営業部
普通預金 口座番号1812074
口座名 キャプラン株式会社
- お申し込み
受講時のご注意 -
お申し込み・受講いただく際に必ずお読みください。
日程・お申し込み
9/29(金) 19:00~21:00 |
お申込み受付は終了いたしました |
---|
おすすめ講座
Recommend

【特別講座】7/27(日)9:00~16:00 日本最高峰のピノノワールやシャルドネを作るKISVINワイン栽培長にブドウ畑での作業を教えていただきます。

【特別講座】7/1(火) ドイツにおけるSpätburgunder(シュペートブルグンダー)の栽培面積は、2023年時点で1.15万haに達し、全体の栽培比率においてはRieslingに次ぐ第2位を占めています。国際的にも、Pinot Noirの栽培面積としてはフランス、アメリカに続き世界第3位に位置づけられます。 ドイツにおけるSpätburgunderの栽培比率は、1970年にはわずか3.6%に過ぎなかったものの、2023年には11.1%にまで上昇し、過去半世紀で実に3倍に拡大しました。これは、Spätburgunderに対する国内外の関心と需要が、近年ますます高まっていることを物語っています。 ブルゴーニュ産Pinot Noirの価格が高騰する中で、国際的なワイン愛好家の間には、味覚の志向に新たな変化が見られます。果実の明快な風味や新樽由来の香りを特徴とするスタイルの人気は依然として根強いものの、それに加えて、近年は旨味や張りのある酸、繊細なテクスチャーが織りなす調和を尊ぶ「旧世界的美学」への関心が高まっています。こうした流れの中で、ドイツのSpätburgunderは、洗練されたエレガンスと構造の緻密さを兼ね備えたスタイルにより、魅力ある選択肢として国際市場で存在感を強めています。 このたびCaplanでは、ドイツを代表する生産者による5本の、贅沢な時間を演出するにふさわしい、気品と風格を湛えたSpätburgunderを取り上げ、その魅力と本質に迫る特別セミナーを開催いたします。本セミナーでは、気候・土壌・栽培・醸造といった多角的視点からワインを考察し、その背景にあるテロワールと造り手の哲学に光を当ててまいります。 また、比較試飲としてブルゴーニュの村名PinotNoirを提供し、両者の相違と共通点を体感いただく機会を設けております。 Spätburgunderの真価を深く学び、世界的評価の高い逸品の数々をご堪能いただくこの機会に、ぜひご参加ください。

【特別講座】6/22(日)9:30~16:00 日本最高峰のピノノワールやシャルドネを作るKISVINワイン栽培長にブドウ畑での作業を教えていただきます。

【特別講座】2/4(火) リースリングは忠実に”テロワール”を反映するブドウ品種のと言われています。当講座では、テロワールの違いがスタイルに分かりやすく影響する高品質なリースリングをブラインドテイスティングすることで、その違いをロジカルに見極め説明できるようにする事を目的にしています。ワインの資格を勉強している方や愛好家の皆様、是非ご参加ください。

【特別講座】5/25(日)9:30~16:00 日本最高峰のピノノワールやシャルドネを作るKISVINワイン栽培長にブドウ畑での作業を教えていただきます。

【特別講座】11/31(金)19:00~20:30 主に2020年に植栽を行った樹も本年で3回目の収穫を終え、徐々に道南(北斗市文月)でのブドウ栽培とワイン醸造につきましてわかってきたことも蓄積されてきました。そこで実際に自社畑でできたワインのテイスティングも交えつつ現時点での気づきや課題をお伝えできればと考えております。