イタリア留学から帰国  WSETに出会いワインの世界が広がりました

ワインの勉強をはじめたきっかけ

高校を卒業して、料理の勉強のために2年間イタリアのフィレンツェに留学をしました。語学学校へ通いながら料理の修行をしていたのですが、半年ほどでワインの勉強に転身しました。というのも、イタリアで料理を勉強しているとそこには常にワインがあって。イタリア料理を知る(勉強する)にはワインを知らないとダメだと思ったのです。イタリアはワイン文化に深みがあって、ワインを語る人々の顔も誇らしげですごく魅力的だった。父を説得してワインの勉強に転身、AIS(イタリアのソムリエ学校)でイタリアワインを学び、20歳で帰国しました。イタリア留学から戻ってしばらく経つと、やっぱりワインの勉強を続けたくて日本でもワインの学校を探し、キャプラン ワインアカデミーのWSET説明会に参加したのがきっかけです。

キャプラン ワインアカデミーに実際に通ってみて

イタリアの学校では基本イタリアのワインしか学ばなかった。僕、実はキャプラン ワインアカデミーに通うまでフランスワインを飲んだこともなかったのです(笑)。イタリアワイン以外、何も知らないのだということを改めて痛感しました。このとき20歳だったので当然なのですが(苦笑)。
<※イタリアは18歳から法的にお酒を飲めます>

WSETはLevel2から始めたのですが、世界の主要ブドウ品種と主要産地の特徴を学べて一気に僕の中でワインの世界が広がり、僕のワイン熱も猛烈に増しました。僕は当初日本のワイン市場は全く知らず、勝手に日本でワインは流行っていないと思っていました。でも、キャプラン ワインアカデミーに通ってみて、日本にもこんなにもワイン愛がある人たちがいることを知りました。

世界の主要ブドウ品種と主要産地の特徴を学び、ワイン熱が猛烈に増しました

僕の中のキザな雰囲気の、薄っぺらいようなワイン好きなんかではなく、ワインに対して真摯に向き合う人が多かった。そして、こんな若造の僕にも、目線を合わせて話をしてくれる先輩方ばかりですごく嬉しかったです。同年代にはなかなかいないので。ワインを通して、性別年代を超えて良い仲間に出会えたことは僕の大切な財産です。

WSETのカリキュラム

AISはソムリエの学校。WSETは知識。ソムリエは「このワインはこう!」と定義づけ、型にはめ込んでいく感じがしていました。「なんでこういう味になるの?」などと質問しても、「このワインはそういうものだから」と腑に落ちない回答ばかりで、常に納得できずにいました。それに比べWSETはとても体系的でロジカル。僕の「なぜ?」にちゃんと的確に答えてくれ、どんどん腑に落ちていき、それが自分の中で自信になっていきました。WSETはソムリエでは得られない知識を探求できます。向上心・探求心がある人向きだと思います。「なぜ?」「どうして?」にちゃんと答えてくれ、自分でロジカルに考える力が身に付きます。それは今後、ワインの勉強以外でも役立つのではないかと思います。

テキストが破れるまで読んで勉強した日々

Level2からLevel3は大変でした。ついていくのに必死でしたね。でも、ついていかないともったいない、「お金を無駄にしちゃいかん」と思って本当に頑張りました。Level2も難しいといえば難しかったけど、ちゃんと勉強すれば大丈夫、合格できます。しかしLevel3は網羅しきれなかった。テキストが破れるまで読んで勉強しましたが、試験には不合格。めちゃくちゃ悔しかったです!競争心もあるし、負けず嫌いだしプライドもある。再試験に向けてまた再度一から勉強し直し、栽培醸造は穴が開くまでテキストを読み込みました(写真参照)。再試験で合格通知を手にしたときは、もう感無量。嬉しくて泣きました!

合格してから振り返ってみると、1回落ちてよかったなと思えました。一発で合格していたら、悔しい思いをしてこんなにも勉強しなかったと思うので、かえって自信がつきました!ですから、今勉強している人は「落ちたらチャンス!」と思って、『ワインをもっと知れる』『2倍勉強できる!』と思って、前向きに進んでいただきたいです。

ワインの魅力、そして今後の目標

イタリアではワインを通して人の輪が広がる、食事も広がり楽しくなる、ということを実感しました。若造の僕がワインを通して幅広い人々と会話ができ、国境を越えて分かち合うことができました。それは日本でもまた同じなんだと帰国して体感しました!そして単純にワインが食卓にあるだけで、毎日の食事がより楽しくなる、単純なようでそれは人生が豊かになるという大きなことだと僕は思います。

だからこれからもワインと料理の勉強、修行は続けていきたいと思っています。そして、仕事を辞めて9月からオーストラリアにワイン修行へ行ってきます!ワインについて、現場に足を運び、また一から何でも吸収したいと思っています。現地で英語も上達し、日本に戻って来たらDiplomaに挑戦したいと思っています!

ワインが食卓にあるだけで、毎日の食事がより楽しく人生が豊かになる

これからワインを学ぼうと思っている方へ一言

これからワインを学ぼうと思っている方へ一言

イタリア留学、そしてキャプラン ワインアカデミーでワインを学び、ワインの魅力に触れ、多くの人たちに出会い、本当にワインの世界が広がりました。ワインは素晴らしいし楽しい!僕の同年代は酎ハイしか飲まないような人が多いのですが、ワインは知れば楽しい!もっと多くの人にワインの魅力を知ってもらいたいと思います。特に、食に興味がある人はワインを勉強したらいいと思います。食事は毎日のことだから。毎日の食事がもっと楽しくなるはずです。テーブルでの会話が変わり、広がりますよ。食事中にスマホを見なくなると思います(笑)。毎日の食事をより楽しみ、多くの方にワインライフを楽しんでいただきたいと思います!


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