山のネッビオーロ<ヴァルテッリーナのワイン>

2023年4月6日

ネッビオーロはピエモンテ州だけでなく、ロンバルディア州のヴァルテッリーナ地域でも栽培されています。

ヴァルテリーナはロンバルディア州の最も北に位置する栽培地域です。アルプスの麓、アッダ川の北岸にある非常に狭い土地にブドウ畑が広がっています。南向きの畑はは晩熟のネッビオーロに最適です。

このエリアには、ネッビオーロ品種に基づく3つのアペラシオンがあります。それは、ヴァルテッリーナ・スーペリオーレDOCG、スフォルツァート・ディ・ヴァルテッリーナDOCG、ロッソ・ディ・ヴァルテッリーナDOCの3つです。

ヴァルテッリーナ・スーペリオーレとロッソ・ディ・ヴァルテッリーナは、新鮮なブドウを使った辛口ワインです。スーペリオーレは、より厳格な条件を備えており、その結果、ロッソ・ディ・ヴァルテッリーナよりも骨格がしっかりしていますが、バローロやバルバレスコといった他のネッビオーロをベースにしたワインに比べるとまだ軽めです。

スフォルツァート・ディ・ヴァルテッリーナは、収穫年の少なくとも12月10日まで乾燥させたネッビオーロから造られる非常に特殊なワインです。その後、ブドウは破砕され、果汁が醸造されます。ワインは最低でも20ヶ月、そのうち最低でも12ヶ月は樽で熟成させます。ドライフルーツ、スパイス、タバコのアロマを持ち、非常に複雑なワインに仕上がります。口当たりはベルベットのように滑らかです。アマローネ・デラ・ヴァルポリチェッラDOCGと似ていますが、品種とテロワールの違いにより、力強さはなく、よりエレガントです。ピッツォッケリ、ポレンタ・タラーニャ、ブレザオラ、フォルマッジョ・ダルペッジョのヴァルテッリーナ料理に最適なワインです。

著者紹介

Ettore Donadeo(エットレ・ドナデオ)

Ettore Donadeo(エットレ・ドナデオ)

アンコナ、マルケ州、イタリア生まれイタリア育ち。使用言語はイタリア語・英語・フランス語・関西弁。イタリアの大学で日本語学科を専攻。大学時代に1年間日本に交換留学した際に日本文化に魅せられ、卒業後2008年に再来日。日本とイタリアをつなぐ仕事がしたいと思い、ワイン業界へ転身。WSET Level2からワインの勉強を始め2017年にDiplomaを取得。2017年までワイン専門の酒屋で経験を積み、その後キャプランワインアカデミーに入社。

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