「異業種交流型プログラム～女性活躍推進 リーダー層育成研修～」実施レポート

「なぜ、女性の活躍が求められるのか？」をその時代的背景や関連データから青柳講師が徹底解説。「業界の常識を打ち破り、あの大ヒット商品は、一人の女性中途社員の素朴な疑問からこうして生まれた」「従業員わずか40名の企業がダイバーシティー経営100選に選出され、安部元総理が訪問、新卒応募者が数千名殺到」など、女性活躍による他社の成功事例例を交えながら、女性のためだけの女性活躍ではなく、介護両立や採用にとっても女性が活躍する社会を推進することは、企業存続・発展のために必要な取り組みであると再認識させられる講義でした。その後、グループに分かれて自社の事例と他社の事例をお互いに共有するワークショップ形式で時間が足りないほどの白熱した議論が交わされました。

グラフは、本プログラムの2日間の日程を終えて実施した受講後アンケートで、「Q1.本プログラムに対して事前にどのようなことを期待されましたか？（複数選択可）」と「Q3.実際に受講されて参考になった点を教えてください。（複数選択可）」という質問項目の回答結果です。受講前に期待していたことととして、「他社の方とコミュニケーション」と「他社の女性活躍の取り組みの情報収集」がそれぞれ最多の回答数となりましたが、受講後に参考になった点としては、回答者の90%が「自身のキャリアを見つめ直すきっかけとなった」と回答されています。また、「リーダーとして必要なスキルを理解できた」という回答が受講前と受講後で45ポイントもギャップが生じる結果となりました。

第1回目となる初日は、緊張されていた受講者の皆さんもワークショップを通じて、同じような悩みや課題を抱えていることやお互いの価値観、それぞれの会社の事情などを語り合う過程で関係も深まり、和やかな雰囲気に変化していきました。3週間後の第2回目には、ライフイベントとキャリアの両立など当事者として考えさせられる重めのテーマでしたが、お互いに顔見知りも増え、冒頭から画面越しの相づちも多く、異業種交流型プログラムならではの仲間づくり、関係構築の場となり、講座後の懇親会も大変盛況となりました。受講後アンケートでは、90%の方が満足（※）と回答いただき、受講者の多くの皆さまに満足いただけたようです。

※0点～10点の11段階評価。7点以上を満足と定義。